映画の海

約1100本の映画を鑑賞した小説家志望の男が、ネタバレなしで映画のレビューや解説を書いてます。(直近で観たものに限る。たまにアニメ・ドラマ・小説も)面白いおすすめ映画を探している人向けのブログ。

⑦なぜやったのか?

映画『ヒドゥン・フェイス』ネタバレなしの感想。コロンビア発、隠れた名作ミステリー

投稿日:4月 21, 2019 更新日:

■評価:★★★★☆4

「嫉妬には気をつけましょう」

【映画】ヒドゥン・フェイスのネタバレなしの感想、レビュー、批評、評価

若手指揮者のアドリアンは仕事の関係で、恋人ベレンと共にコロンビアに移住することに。郊外の屋敷で幸せな日々を過ごしていたのだが、ある日ベレンが1本の動画を失踪してしまう。傷心したアドリアンはバー店員のファビアナと仲睦ましい関係となり、二人は屋敷で同棲することに。ファビアナはそこで怪奇現象に襲われ……。

かつて映画好きだった私は、インターネットが普及しておらず、
映画の情報を得るために雑誌やテレビしか頼れなかった時代を過ごしており、結果的に多くの駄作を引いてきた。
昨今の情報化社会では、最低限のネットリテラシーさえあれば、
インタネット上で有益な情報を容易に手にすることのできるいい時代である。
このコロンビア映画も、アマゾンレビューの異様な評価の高さから観ることとなり、今の時代の恩恵で知ることのできた名作だ。

YOUTUBE等で予告は絶対に観てはいけない。
アホな配給会社の社員が、何を血迷ったのか最も驚きを得られるネタバレ部分を見せてしまっている。
wikipediaのあらすじ項目でも核心部分に触れてしまっているので、上記のあらすじを頭に入れる程度に留め、観ることをおすすめする。

ジャンルとしてはミステリーに分類されると思うのだが、
普通のミステリーは「誰がやったのか」「どうやって犯行に及んだのか」「なぜやったのか」などが最後に明かされてカタルシスを得られる。
しかしこの映画は中盤でネタ明かしがされ、その後はその状態を楽しむという、一風変わった作りとなっている。しかもそれがとてつもなく面白い。
その内容から、監督兼脚本のアンドレス・バイスは物凄く性格が悪いことが予想される。
そのような陰湿な性格をこのように作品に反映してくれるのはありがたいことなので、
今後は個人には向けず、エンタメとして消化し続けてもらいたい。
個人的には仲良くなれないだろう。

ネタバレになってしまう恐れがあるのであまり多くは語れないのだが、
他に言いたいことがあるとするなら、ヒロインであるマルティナ・ガルシアがとても可愛い。
男ウケする顔だし、外国人にしては彫が深くないので、日本男児も好きな人は多いはず。
主人公と彼女とのセクシーシーンがあるのだが、近年まれに見る胸のぺったんこさ。
それでも顔は可愛いし、スタイルもいいし、性的に活発なので許せてしまう。
欠点なんて、別のもので補うことができると学んだ一本だ。
ちなみにセクシーシーンだけが目的となっていないので女性でも楽しめる映画だし、むしろ女性の方が楽しめるミステリー映画である。
監督はもちろん、出ている役者全員知らない映画って、何だか新鮮。

マイナーだけど面白い、隠れた名作映画はコチラ。

■ブラインド

■ディスタービア

ヒドゥン・フェイスの作品情報

■監督:アンドレス・バイス
■出演者:キム・グティエレス マルティナ・ガルシア クララ・ラゴ
■Wikipedia:ヒドゥン・フェイス
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):80%
AUDIENCE SCORE(観客):72%

ヒドゥン・フェイスを見れる配信サイト

U-NEXT:-
Hulu:-
Amazonビデオ:○(字幕版)
dTV:-
ビデオパス:-
TSUTAYA TV:-
Netflix:-
※2019年5月現在

関連性の高いおすすめ映画

ヒドゥン・フェイスの裏ジャンルである【なぜやったのか?】に分類されるおすすめ映画。

『オールドボーイ』★★★★☆4
子育てをし、平凡な日々を過ごしてたオ・デスはある日、何者かに監禁される。訳もわからず15年閉じ込められ、突然解放される。彼は監禁された理由を知るため、奮闘する。
よく、映画のポスターに「驚愕の事実」とか「衝撃の展開」などといった大げさな惹句を見掛けるが、
まさにその通り、と思えてしまう一本だ。
韓国映画だが、原作は日本の「ルーズ戦記 オールドボーイ」というタイトルのマンガ。
第57回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞している。
アメリカ版のリメイクもあるが、私は未視聴。

U-NEXT:-
Hulu:-
Amazonビデオ:○(字幕版)
dTV:○
ビデオパス:-
TSUTAYA TV:-
Netflix:
※2019年5月現在

『ディスタービア』★★★★☆4
高校生のケイルは交通事故で父を亡くしてしまう。自暴自棄となり、学校で暴行事件を起こしてしまう。その罪を問われたケイルは3カ月間自宅軟禁処分を裁判所から下され、足首に監視システムをつけられ、家の敷地から出られなくなってしまう。ゲームも親に没収され、暇になった彼は双眼鏡で近所の住民たちを眺めていると、ある行方不明事件の容疑者と思わしき男を見つけてしまい…。
ヒッチコック代表作の「裏窓」とほぼ同じ設定で「パクり」だなんて言われているが、
(※事故で骨折し、車椅子となった男が望遠レンズで隣のアパートを覗く話)
こちらは、当時にはなかった現代的なガジェットを上手く活用しているので私は好き。裏窓も面白いが。
夏の雰囲気も良く、軽いノリの仲間たちのワイワイやりながら主人公の代わりに調査する流れが、青春している感があっていい。ドラマ版金田一少年の事件簿を思い出す。

U-NEXT:
Hulu: -
Amazonビデオ:○(字幕版)
dTV:○
ビデオパス:-
TSUTAYA TV:
Netflix:-
※2019年5月現在

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。