映画の海

約1100本の映画を鑑賞した小説家志望の男が、ネタバレなしで映画のレビューや解説を書いてます。(直近で観たものに限る。たまにアニメ・ドラマ・小説も)面白いおすすめ映画を探している人向けのブログ。

⑤人生の節目

映画『ゾンビーワールドへようこそ』ネタバレなしの感想。下ネタましまし男向け青春コメディ

投稿日:7月 29, 2019 更新日:

■評価:★★★☆☆3

「頭空っぽで楽しみたい人向け」

【映画】ゾンビーワールドへようこそのネタバレなしのレビュー、批評、評価

仲良し三人組のベン、カーター、オギーはボーイスカウトをしている高校生。思春期真っ盛りのカーターは、ボーイスカウトを辞めて女の子と遊びたくて仕方ないことをベンに打ち明ける。しかしベンは、未だスカウト活動に精力的なオギ―に負い目を感じ、スカウトを辞められずにいた。ある日、スカウトのキャンプに行く道中で、カーターとベンはカーターの姉のボーイフレンドにパーティに誘われる。寝静まった夜、オギーに内緒で2人だけで抜け出し、パーティへ行こうとするが……。

2019年、少ない上映数ながらも各方面から絶賛されたタイムループホラー映画『ハッピー・デス・デイ』のクリストファー・ランドン監督作品。
本作は日本で劇場公開されず、DVDスルーされている。
確かに劇場公開を見送られるようなアホ映画であることは間違いないが、意外と楽しませてくれる。

この映画、一番の見所はキャラクターだ。
やたらと登場人物が魅力的に溢れている。特に主人公ベンの友人であるカーターが発する下ネタがいちいち面白い。
知能はサル並で、女の子とやることしか頭にない歩くポコチン。まるで昔の私を見ているようだ。(ウソです今もです)

序盤で、カーターがいかに高校二年生の今、性行為をすることに本気を出すべきかの論理を語るシーンがあるのだが、突き抜けるほどにアホだ。ここで笑える人はこの映画を最後まで楽しめるだろう。女性からしたら気分悪いだろうが。
とにかくふざけた映画ではあるのだが、出てくるゾンビは本気で人間共を食いにかかるので、一応、対峙したら真剣に戦う。

だが、エロい婦人警官ゾンビに遭遇したときのカーターの英断は、私の長い映画人生で最も共感した箇所だ。私も彼の立場にいたら同じ行動を取るだろう。この映画で一番好きなシーンだ。
そして観客は思わず、カーターのリビドーに振り切った行動に期待する。もっとやれー!!!と。

この監督、下ネタはもちろんだが基本的にコメディ演出がとてもお上手。
序盤で主人公が所属するボーイスカウトの説明がビデオでされる。直後にワッペンを使った笑い演出はシュールで面白い。
こういった巧みな演出が随所にちりばめられて楽しい。
しかし、発生するエピソードはどれもショボい。このジャンルに対して目新しい内容は1つもなく、展開にワクワクすることは一度もなかった。

それでも魅力的なキャラクターは多数登場するので、最後まで楽しく観れてしまう。
ストーリーはひねりがなくても、キャラさえ好きになってしまえば物語は楽しめるものだとこの映画は教えてくれる。

あなたはこの映画に関心が湧いただろうか?
あなたが男で、頭を空っぽにして楽しめる映画を探しているのなら、本作は間違いないだろう。

ゾンビーワールドへようこその作品情報

■監督:クリストファー・ランドン
■出演者:ローガン・ミラー サラ・デュモン タイ・シェリダン ジョーイ・モーガン
■Wikipedia:ゾンビーワールドへようこそ(英語版。翻訳して見てね)
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):45%
AUDIENCE SCORE(観客):48%

ゾンビーワールドへようこそを見れる配信サイト

U-NEXT:○(有料)
Hulu:-
Amazonプライムビデオ: ○( 吹替・見放題)○(字幕・見放題)
ビデオパス:○(有料)
TSUTAYA TV:○(有料)
Netflix:-
※2019年7月現在

ゾンビーワールドへようこそと関連性の高いおすすめ映画

ゾンビーワールドへようこその裏ジャンルである【人生の節目】に分類される映画。

『青い春』★★★★☆4
男子高の朝日高校は卒業式を迎えていた。新3年生になる九条や彼の幼馴染の青木など、十人前後の生徒たちが屋上に集まり、柵の外に出て手を何回叩けるかを競い合う「ベランダゲーム」をすることになる。その日、8回という新記録を叩き出した九条が学校を仕切ることになるのだが、彼にはそんなことに何の関心も持てずにいた。

退廃的な生活を送る中で、一人一人が自分の道を見つけていき、自分だけが取り残されていく様に哀愁を覚える。
松田龍平初主演映画で、新井浩文の出世作。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの疾走感あるパンクロックが男臭く、若い彼らの葛藤も相俟ってまさに青春だ。

U-NEXT:○(見放題)
Hulu:○(見放題)
Amazonプライムビデオ:○(有料)
ビデオパス:○(有料)
TSUTAYA TV:○(見放題)
Netflix:-
※2019年7月現在

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。