映画の海

約1100本の映画を鑑賞した小説家志望の男が、ネタバレなしで映画のレビューや解説を書いてます。(直近で観たものに限る。たまにアニメ・ドラマ・小説も)面白いおすすめ映画を探している人向けのブログ。

⑥バディとの友情

映画『未知との遭遇』ネタバレなしの感想。男が謎の飛行物体と遭遇する

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■評価:★★★☆☆2.5

「UFO」

【映画】未知との遭遇のレビュー、批評、評価

『ジョーズ』『E.T.』『プライベート・ライアン』の巨匠スティーヴン・スピルバーグの1978年に公開されたSF映画となる。

バミューダトライアングルで行方不明になった戦闘機群や巨大な貨物船が、砂漠に失踪当時の姿のまま忽然と姿を現した。謎の発光体が米国内外で目撃され、原因不明の大規模停電が発生。発電所に勤めるロイ・ニアリーも停電の復旧作業に向かう途中、不可思議な機械の誤作動を起こす飛行物体と遭遇。それが放つ閃光を浴びて以後理由も判らないまま、憑かれたようにUFOの目撃情報を集め出し、枕やシェービング・クリームに漠然と山のような形を見出すようになる。

興味深い内容ではあるが、かなり冗長さを感じた映画だった。
冒頭で主人公はUFOを目撃。
その後は取り憑かれたかのようにUFOに執着するようになる。
だが、いかんせん、なかなか大きな事件が発生しない。
物語中盤辺りで、ようやく主人公の家族が、UFOからとある被害を受け、物語にエンジンがかかり出す。
この中盤に至るまで、何度もひどい睡魔に襲われた。

公開当時の70年代は、UFOという存在は新鮮だったのかもしれない。
だから、UFOが登場するだけで物語を引っ張れたのだろう。
だが、UFOの存在が公表されている今の時代に至るまで、腐るほどUFO映画は作られている。
そのため、現代人のUFO映画に対する期待の内容は、「いったいどんな斬新な宇宙人が、どんな斬新な目的で地球にやってきたのか」といった新しさである。

そう考えると、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』はかなり良い映画だった。
本作と同様に謎の浮遊物が姿を現し、早い段階で、宇宙人と遭遇する。
この宇宙人が用いる、謎の言語を解読して、宇宙人が地球へと飛来した理由を探る内容。
ムチャクチャ興味深い内容だし、オチもぶっ飛んでて個人的には好きな作品。

『未知との遭遇』に話を戻す。
斬新なUFOものが制作される現代では、さすがにただ、発光する円盤形の飛行物体が画面に出たからといって、引き込まれることはない。
だから今、初めて鑑賞する映画ではないかもしれない。
宇宙人が出てくれないとワクワクできないため。

スピルバーグ監督の有名サメ映画『ジョーズ』では、物語の折り返し地点で、ようやくサメが姿を見せる。
これでも遅いと思ったのに、本作は『ジョーズ』以上に出し惜しみされている。
UFOを題材としているのに、上映時間二時間オーバーでドラマを見させられるのは、かなり冗長である。

ただ、さすがのクライマックスは面白かった。
ワクワク感も最高潮に高まっていく感じも良かった。
とはいえ現代人にはおすすめ出来ない古典である。

人外との交流のおすすめ作品はコチラ。

■ももへの手紙

未知との遭遇の作品情報

■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■出演者:リチャード・ドレイファス フランソワ・トリュフォー テリー・ガー
■Wikipedia:未知との遭遇(ネタバレあり)
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):94%
AUDIENCE SCORE(観客):85%

未知との遭遇を見れる配信サイト

U-NEXT:-
Hulu:-
Amazonプライムビデオ:○(字幕・有料)
TSUTAYA TV:○(有料)
Netflix:○(見放題)
※2021年3月現在

-⑥バディとの友情

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。