映画の海

約1100本の映画を鑑賞した小説家志望の男が、ネタバレなしで映画のレビューや解説を書いてます。(直近で観たものに限る。たまにアニメ・ドラマ・小説も)面白いおすすめ映画を探している人向けのブログ。

⑥バディとの友情

映画『シンデレラ(2015年版)』ネタバレなしの感想。日々、継母にイジワルされている娘が王子と出会う

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■評価:★★★☆☆3.5

「希望を願い続ければいつかは叶う」

【映画】シンデレラ(2015年版)のレビュー、批評、評価

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による1950年の同名映画の実写版となる。
2015年公開映画。

裕福な家に生まれた少女エラは病により母親が亡くなった後、エラの将来を案じた父親は二度目の結婚相手としてトレメイン夫人と、その連れ子であるアナスタシアとドリゼラを迎え入れる。今度は父親が旅先で病によって亡くなってしまった。すると継母は本性を表し、美しい義理の娘のエラには辛くあたり始める。召使いとして扱われるようになり、朝から晩まで洗濯や掃除、雑巾がけ、皿洗い、食事の支度などみんな押しつけられ、屋敷の屋根裏部屋に住むようになった。しかし彼女は亡き母から繰り返し教えられた、いつかは希望の虹が見えてくる、いつかは夢が叶うという言葉を信じて希望を失わなかった。だが、意地悪な三人に耐えられなくなったエラは、泣きながら馬に乗って屋敷を飛び出してしまう。そして森の中を彷徨い回っていると、一人の若者が声をかけてくる。キットというその若者は、実は従者と鹿狩りに来ていた王子だった。

原作となるアニメ版のシンデレラは鑑賞したことはなかったが、思った以上に楽しめた良作だった。
とにかく映像が美しい。
舞台となるシンデレラの住む家は自然に囲まれた豪邸。
自然に溢れた映像が目の保養になる。

フェアリー・ゴッドマザーによる魔法で、カボチャの馬車を作るシーンも素晴らしかった。
平凡なカボチャがどんどん肥大化していって、爆発したと思ったら、黄金の馬車に変わる。
CGが作り込まれていて、ワクワクさせられる。
アニメ映画ではないが、CGが凝っているので、子供が見ても楽しめそう。

あとシンデレラを初めとするキャラクターたちの服装も良かった。
シンデレラが舞踏会に参加する際の身に纏う青いドレスはめちゃくちゃ豪華。
これでもかってくらいに、体を回転させてスカートを気持ち良さそうに浮かせるのが良かった。
女の子が見たら、きっと一度は着たくなるだろう。

トレメイン夫人や彼女の二人の娘の服装は、悪役に相応しい、わかりややすい下品なビビットさ。
特にトレメイン夫人登場時の黒字にイエローの装飾が入ったドレスは悪のオーラ全開で笑える。

キャラクターも分かりやすくて良かった。
トレメイン夫人らの悪役っぷりも露骨すぎて面白い。
トレメイン夫人の娘たちはシンデレラの屋敷に引っ越してきた瞬間から、「狭そう」とか悪口ばっかり吐きつらねる。
こんな分かりやすく性格が悪いと、逆に素直で良い奴なんじゃないか?って思えるレベルである。
でも、彼女らはシンデレラにひどいことばかりするので、観客はどんどんシンデレラを応援したくなる。

あとシンデレラと仲良しのネズミたちが美しい馬に変化して、馬車を引っ張るのも良かった。
ネズミたちは、トレメイン夫人らに雑な扱いを受けている。
だから、美しい白馬に変身するシーンは、まるでトレメイン夫人らを見返すように思えて胸が熱かった。

美術品も素晴らしく、特にガラスの靴は素晴らしかった。
虹色に輝くガラスの靴の美しさは、制作陣も気合いが入っていたのだろう。
あまりに美しいので、置物として玄関に置いておきたくなる。

どうでもいい話なのだが、ガラスの靴を作り出した妖精は「履き心地抜群」とシンデレラに言っていた。
絶対にウソだろう。
絶対に固すぎて靴擦れを起こすだろう。
いっそ、「ちょっと履き心地は悪いけど」くらいにユーモアを入れても良かったと思う。

シナリオはシンプルだが、あの有名なアニメの実写版としては文句なしの出来映え。

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■おんなのこきらい

シンデレラ(2015年版)の作品情報

■監督:ケネス・ブラナー
■出演者:リリー・ジェームズ 
■Wikipedia:シンデレラ(2015年版)
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):83%
AUDIENCE SCORE(観客):78%

シンデレラ(2015年版)を見れる配信サイト

U-NEXT:○(有料)
Hulu:-
Amazonプライムビデオ:○(吹替・有料)○(字幕・有料)
TSUTAYA TV:○(有料)
Netflix:-
※2021年7月現在

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。