映画の海

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⑩スーパーヒーロー

映画『スピード』ネタバレなしの感想。80キロを下回ると爆破するバスで犯人と闘う男を描く

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■評価:★★★★☆4

「スピード・アクションの面白さ」

【映画】スピードのレビュー、批評、評価

アカデミー賞で音響効果編集と音響賞の2部門を受賞し、キアヌ・リーブスの当たり役にもなった1994年公開のアクション映画。

ロサンゼルスのオフィスビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられる事件が発生。ロサンゼルス市警察SWAT隊員であるジャック・トラヴェンらは爆弾を除去し、乗客を救出する。さらに身代金を要求してきた犯人を追い詰めるが、もう一息のところで逃げられる。逃げた犯人は後日、とある路線バスを爆破してジャックに電話をかけた。その電話はベニス発ダウンタウン行き2525番の路線バスに爆弾を仕掛けたという内容。ジャックに対応させると同時に身代金を要求する。信管は速度測定系に連動し、バスの速度が一度でも50 mph (80 km/h)を越えると安全装置が解除され、さらに速度がこれを下回ると爆発するという仕掛けがなされていた。

すごく昔に鑑賞したが、まったく内容を覚えていなかったので再鑑賞した。
名作アクション映画なだけあって、素晴らしい内容にびっくりである。

ストーリー展開がすごかった。
物語のメインは、中盤の高速で走り続けるバスのシークエンス。
速度が80キロ未満になったら爆破してしまうバスの中で、犯人との心理戦を繰り広げる。
このバス内での面白い展開の連続が最高である。

例えば、犯人からジャックに「乗客を一人でも逃がしたらバスを爆発させる」といった命令が下される。
にも関わらず、バスから逃げようとする独りよがりなオバサンの存在に、あたふたさせられたり。
あるいは、高速から一般道路に出てしまい、80キロのスピードを出すことが困難な場面に苦しめられたりなど。
とにかく観客が飽きる前に、次から次へと新しい展開を見せてくれるので、手に汗を握る緊迫感が持続する。
相当に脚本を練り込んで製作されたことが伝わってくる。
本作は1994年と、もはや古典に数えられてもおかしくない古い映画。
でも、現代の早い展開に慣れた連中が鑑賞しても、問題なく楽しめるテンポの良さがある。

正直、バスはスピード感がしょぼい。
絶対に80キロ出てないスピード感。
見た感じ40キロくらいである。

この辺りは、CGの使えない昔ならではの迫力に欠ける映像。
だが、上記の通り、面白い展開が次々と訪れるので、特に問題なく楽しめる。

本作はスピードがテーマ。
そのため、バス以外の場所でも、スピードにまつわる中での犯人とのバトルが展開される。
個人的には、最後のシチュエーションが素晴らしかった。

犯人は知性のある設定。
だが、こ最終決戦では、なぜか急にバカになる。
完全なご都合主義である。
この稚拙な犯人の描き方には少し冷めてはしまった。
だが、個人的には最後のシチュエーションでの戦いは一番、スピード感を感じられて良かった。

主人公ジャックのアクションも素晴らしかった。
特にバスでの、爆弾を解除しようとする展開でのジャックの行動が凄すぎる。
こんな姿を見せられたら、どんな女性でも惚れてしまうだろう。

スピード感のあるアクション映画のおすすめはコチラ。

■アンストッパブル

スピードの作品情報

■監督:ヤン・デ・ボン
■出演者:キアヌ・リーブス
デニス・ホッパー
サンドラ・ブロック
■Wikipedia:スピード(ネタバレあり)
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):94%
AUDIENCE SCORE(観客):76%

スピードを見れる配信サイト

U-NEXT:○(有料)
Hulu:-
Amazonプライムビデオ:○(字幕・有料)
TSUTAYA TV:○(有料)
Netflix:-
※2021年8月現在

-⑩スーパーヒーロー

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。