映画の海

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②金の羊毛

映画『ダ・ヴィンチ・コード』ネタバレなしの感想。著名な壁画「最後の晩餐」の謎に迫る

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■評価:★★★☆☆3.5

「キリスト教」

【映画】ダ・ヴィンチ・コードのレビュー、批評、評価

『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のロン・ハワード監督による、2006年公開のミステリー映画。
本作は、ダン・ブラウン著の同名タイトルの小説が原作。
ダン・ブラウン自身も本作の脚本に携わっている。

ルーヴル美術館の館内で館長であるジャック・ソニエールの射殺体が発見された。不思議なことにその身体はダ・ヴィンチによる「ウィトルウィウス的人体図」を模した形になっていた。さらに奇妙な事はそれがソニエール自身の意思によるものであることだった。パリで講演を行い、書店でサイン会を行っていたハーバード大学のロバート・ラングドン教授は、フランス警察のベズ・ファーシュ警部に呼び出され、宗教象徴学の専門家として捜査協力を求められる。

公開当時は、本作の予告が何度もTVCMで流れていて、いかにも配給会社が押している作品といった印象だった。
評判も悪くない印象。
実際に鑑賞したところ、期待に応えてくれるクオリティの作品だった。

キリスト教の宗教要素の強い作風がたまらない。
キリスト教は約二千年の古い歴史があるため、現在に至るまで多くの都市伝説が生まれている。
例えば、キリストが最後に過ごした土地は日本の青森県で、キリストの墓もあるとか。
キリストが描かれた最後の晩餐の絵は、実は楽譜になっているなど。

私もテレビ東京系の「やりすぎ都市伝説」の番組が大好きなので、キリストにまつわる都市伝説は大好物。
本作はそんな都市伝説ファンが好みそうな、わくわくする題材がちりばめられている。

例えば、本作で描かれるダヴィンチが描いた「最後の晩餐」にはとある秘密。
あるいはキリスト教との関わりが強い「テンプル騎士団」がどうとか。

中盤あたりで明かされる、聖杯というものの真実も興味深い。
キリスト教の歴史を根底から覆す内容で、思わず画面に食い入って見入ってしまう。
このあたりのネタバレは伏せるので、直接、見て楽しんでもらいたいところ。

だが、本作は、ちょっとキリスト教の専門用語やら知識が多く飛び交う。
私もキリスト教は都市伝説レベルの知識しかないので、ついていくのがやっとだった。
キリスト教にまったく興味がない人は、本作を見ても楽しめない可能性が大きい。
だが興味がある人にとっては、かなり魅力的なミステリーに仕上がっている。

個人的にはキャラクターがそんなに魅力的でないのが気になる。
主人公はふつうのおっさんで、ただ、警察に追い掛け回されているだけ。
女性も、特に面白い性格をしているわけではなく、普通の行動をとる常識人。
また、敵役も非常に普通。

刑事役のジャン・レノにいたっては、ただの刑事である。
ジャン・レノを配役する必要があったのだろうか?
どんな役者でも替えの利く普通のキャラクターだった。

本作は面白かったけど、突き抜けるほどの傑作ではなかったのが残念。
満足度はそこそこあったので、鑑賞して後悔はなし。

都市伝説を題材とした作品のおすすめはコチラ。

■戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-01【口裂け女捕獲作戦】

ダ・ヴィンチ・コードの作品情報

■監督:ロン・ハワード
■出演者:トム・ハンクス
オドレイ・トトゥ
イアン・マッケラン
アルフレッド・モリーナ
ユルゲン・プロホノフ
ポール・ベタニー
ジャン・レノ
■Wikipedia:ダ・ヴィンチ・コード(ネタバレあり)
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):26%
AUDIENCE SCORE(観客):57%

ダ・ヴィンチ・コードを見れる配信サイト

U-NEXT:○(見放題)
Hulu:-
Amazonプライムビデオ:○(吹替・有料)○(字幕・有料)、原作はコチラ
TSUTAYA TV:○(見放題)
Netflix:○(見放題)
※2021年9月現在

-②金の羊毛

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。