映画の海

約1100本の映画を鑑賞した小説家志望の男が、ネタバレなしで映画のレビューや解説を書いてます。(直近で観たものに限る。たまにアニメ・ドラマ・小説も)面白いおすすめ映画を探している人向けのブログ。

⑥バディとの友情

映画『愛してる、愛してない』ネタバレなしの感想。医者との不倫関係にある美大生を描く

投稿日:

■評価:★★★☆☆3.5

「恋愛って恐ろしい」

【映画】愛してる、愛してないのレビュー、批評、評価

『アメリ』『ロング・エンゲージメント』『ダ・ヴィンチ・コード』『ココ・アヴァン・シャネル』のオドレイ・トトゥ主演による2003年公開の恋愛ミステリー映画。

美術学校の生徒アンジェリクは、妻のいる心臓外科医ロイックと恋人同士だった。アンジェリクは彼にバラの花を送ったり、彼の隣人の家に留守番として住み込むなどして、彼に近づくことができた。だが、夫妻が離婚のために訪れた裁判所で寄り添っているところをアンジェリクは目撃した。

本作はDVDでレンタルが開始された2003年当時、ほんのりと話題となっていた作品。
カルト的な人気を博したアメリのオドレイ・トトゥの主演作品ということもある。
だが、どちらかというとミステリアスな内容が話題となっていた印象を受けた。

本作をWikipediaで調べると関連事項に「信頼できない語り手」といった項目があった。
何とも興味深い項目名である。
信頼できない語り手とは、一体どういう意味なのか。
そんな感じで興味深く鑑賞した。

話題をさらっただけあって確かに面白い。
冒頭は、良くある恋愛映画の様相を呈している。
そのため、人によっては退屈に覚えるかもしれない。
だが、冷静に考えると、違和感を覚える箇所が非常に多い。

例えば主人公の女性・アンジェリクは、随所に不倫相手の医者との幸福そうなエピソードを友達に語る。
でもなぜか、不倫相手とアンジェリクが同じ画面に映るシーンが一切、表示されない。
つまり、ただ口で語っているだけである。

あるいは、アンジェリクに片想いをする友人の男が二人を別れさせるため不倫相手の医者が勤務する病院に突撃する。
すると、「あー、あの子のことね」と、医者はどうやら彼女のことを知っている様子。
果たして、本作の真実は何なのか。

かなり楽しませてもらった良質なミステリー。
こういったタイプのミステリーは経験が少なかったので、新鮮な気持ちで面白がれた。
映画をそこまで鑑賞したことないと人なら、ぶっ刺さりそう。
話題となった理由に納得である。

ミステリー映画なので、深い言及は避けている。
気になったらぜひ鑑賞してもらいたい。

個人的に、そこまで高い評価をつけていない理由のは、題材が地味だから。
トリックを決めるために作られた感があるので、物語としての見応えは薄く、ドラマ性も皆無。
ミステリーとして、トリックを楽しむための映画。

いびつな恋愛もののおすすめ作品はコチラ。

■おんなのこきらい

■アンダー・ユア・ベッド

■“隠れビッチ”やってました。

愛してる、愛してないの作品情報

■監督:レティシア・コロンバニ
■出演者:オドレイ・トトゥ
サミュエル・ル・ビアン
クレマン・シボニー
イザベル・カレ
■Wikipedia:愛してる、愛してない
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):71%
AUDIENCE SCORE(観客):84%

愛してる、愛してないを見れる配信サイト

U-NEXT:-
Hulu:-
Amazonプライムビデオ:○(DVD)
TSUTAYA TV:-
Netflix:-
※2021年10月現在

-⑥バディとの友情

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。