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⑧バカの勝利

漫画『女の園の星』ネタバレなしの感想。女子校教師・星先生の日常を描く

投稿日:

■評価:★★★★☆4

「女子校」

【漫画】女の園の星のレビュー、批評、評価

『夢中さ、きみに。』『カラオケ行こ!』の和山やまによる『FEEL YOUNG』2020年2月号から連載中のコメディ漫画。

生徒たちの絵しりとりに頭を悩ませたり、教室で犬を世話したり。女子校教師・星先生の日常を描く。

前回、記事にした『カラオケ行こ!』の作者、和山やまの2021年11月現在、連載中のコメディ。
和山やまの代表作が本作となる。
女子校の男性教師の星先生を主人公とした、1話完結のコメディ漫画。

『カラオケ行こ!』に続き、本作もコメディ演出が素晴らしい。
女子校の中や学校の女子生徒、あるいは同僚の教師たちとの間に発生する些細な出来事が淡々と描かれる。

1話から、センスが冴え渡る。
星先生の学校では学級日誌なるものがある。
今日1日の出来事を、その日の日直の生徒が記載するというもの。
だが、基本、この学校の生徒はみんなふざけている。
そのため、学級日誌の備考欄では、日直となる生徒たちが、絵でしりとりをしている。

ある日、星先生が学級日誌を見ると、貧相で幽霊のような不気味な男が描かれていた。
ちなみに前日の絵は「スマホ」だった。
果たして、この絵の男は誰なのか。
といった、クソどうでもいいけど、何だか興味深いミステリーコメディである。

本作は2巻まで発売されているが、どのエピソードも、こんなシュールなノリの日常系。
でも星先生を含む、星先生の周りにいるキャラクターが誰もが魅力的。
そのため、1話、読んだら、ついつい次の話を読み始めてしまう。
中毒性が非常に高いノリである。
もし、本作の1話を見てハマってしまったら、和山やまの沼にハマること必死である。

私は前作の同じようなノリの『カラオケ行こ!』に猛烈にハマった。
そのため、『女の園の星』も例外なくツボだった。

女性作家らしい、細かい絵の描き方が可愛い。
例えば、擬音の描き方とかが、ポップで可愛らしい。
セリフなどの最後に、手書きの絵文字も良く書かれているのも良い。
女性らしい柔らかい表現に癒やされる。
絶対に男には書けない、穏やかな雰囲気が最高である。

個人的に特に好きだった話は、1巻、第2話の犬の話。
これ、笑わずに読める人はいるのだろうか。

女の園の星の作品情報

■著者:和山やま
■Wikipedia:女の園の星
■Amazon:こちら

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。