映画の海

約1100本の映画を鑑賞した小説家志望の男が、ネタバレなしで映画のレビューや解説を書いてます。(直近で観たものに限る。たまにアニメ・ドラマ・小説も)面白いおすすめ映画を探している人向けのブログ。

④難題に直面した平凡な奴

映画『神さまの言うとおり』ネタバレなしの感想。平凡な毎日を過ごす高校生がある日、教室で「試練」に参加させられる

投稿日:

■評価:★★★☆☆3.5

「デスゲーム」

【映画】神さまの言うとおりのレビュー、批評、評価

金城宗幸原作・藤村緋二作画による同名漫画『神さまの言うとおり』を原作とする、2014年公開のスリラー映画。

16歳の高畑瞬はごく普通のありふれた高校生として粛々と、つつがなく平穏な日常を生き続けてきた。今日もいつもと同じような時間を過ごし、いつもと同じような退屈に気を倦ませていた。 そんなある日、瞬たちの教室に教師の頭部から一体の「だるま」が出現。かみまろによる「試練」に参加させられる。

2021年に話題となったNetflix製作のデスゲームドラマ『イカゲーム』。
私もブームに則って『イカゲーム』を鑑賞し、楽しませていただいた。
私の周りにも『イカゲーム』を鑑賞した人はいたが、多くが『神さまの言うとおり』にそっくりだった、と発言していたので、早速、鑑賞してみた。

見て納得である。
確かに『イカゲーム』のコンセプトは『神さまの言うとおり』と一致する。
デスゲーム系のゲームは、あらゆる類いが存在する。
例えばカイジだったら、作者がオリジナルで考案したギャンブルによって命を掛けて戦い合う。
あるいは『バトル・ロワイアル』では、ゲーム性はなく、ただ、隔離された島の中で命を奪い合う。

本作は、イカゲーム同様に、昔遊んだ懐かしいゲーム群で、命の駆け引きを行う。
例えばだるまさんが転んだだったり、かごめかごめだったり。

それよりも本作の第一印象は、チープさである。
冒頭から教壇の上に乗った喋るダルマが、だるまさんを転んだをし、次々と生徒たちの命を奪っていく。
安っぽいCGに安っぽい設定。
日本特有の、役者たちの大袈裟な演技の連続。
あまりのチープさに完全にB級映画といった雰囲気だった。
個人的に邦画は好き。
だが、本作の冒頭から漂う雰囲気は、邦画の悪いところが全面に押し出されたハズレ映画である。

だが、見進めたら意外と楽しめた。
確かにチープさにはうんざりさせられる。
だが、本作は漫画が原作ということもあって、シナリオが面白い。
観客や登場人物たちを嘲笑うかのような、想像の斜め上を行く展開の連続なのだ。

どのゲームも攻略法が存在したり、あるいはちょっとした嘘が紛れ込んでいたり。ゲームを進めていくうちに判明する裏ルールの存在だったりと。
想定外の展開を迎えてくれるので、シナリオに吸い込まれ、最後まで割と集中して鑑賞できたのが良かった。

本作は世間の評価は低い。
演出は安っぽいし、キャラクターの魅力も皆無。
評価されていない理由は納得できるが、シナリオは楽しいので、好きな人は多いのではないだろうか。

デスゲームもののおすすめ作品はコチラ。

■イカゲーム

神さまの言うとおりの作品情報

■監督:三池崇史
■出演者:福士蒼汰
山崎紘菜
神木隆之介
染谷将太
■Wikipedia:神さまの言うとおり
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):57%
AUDIENCE SCORE(観客):53%

神さまの言うとおりを見れる配信サイト

U-NEXT:-
Hulu:○(見放題)
Amazonプライムビデオ:○(見放題)○(Blu-ray)、原作はコチラ
TSUTAYA TV:○(有料)
Netflix:○(見放題)
※2021年12月現在

-④難題に直面した平凡な奴

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。