映画の海

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⑧バカの勝利

映画『ゲットスマート』ネタバレなしの感想。極秘スパイ機関のおとぼけエージェントの男の活躍を描く

投稿日:

■評価:★★★☆☆3.5

「スパイ」

【映画】ゲットスマートのレビュー、批評、評価

『50回目のファースト・キス』のピーター・シーガル監督による2008年公開のコメディ映画。

かつて国際犯罪組織カオスと戦いを繰り広げていたアメリカの秘密諜報機関コントロールは、公には冷戦の終結に伴い解体されたことになっていた。しかし水面下では、コントロールの戦いは今も続いていた。マックスウェル・スマートは、コントロールの敏腕分析官として働いていた。だが、マックスウェルは花形である現場エージェントとして活躍することを願っていた。ある日、コントロール本部がカオスの襲撃を受けて壊滅していた。さらに、エージェント全員の個人情報が奪われてしまい、各地でエージェントが殺されていく。マックスウェルは急遽、現場エージェントとしてカオスを追うことになり、整形手術を受けたばかりでカオスに顔が知られていないエージェント99とコンビを組み、カオスを追ってロシアに向かう。

以前、良く、前田有一の超映画批評というサイトを楽しく読んでいた。
映画評論家の前田有一が公開前の新作映画を批評するシンプルなコンセプトのサイト。
前田有一のユーモアや、たまに見せる毒のある口調が面白くて、好きで更新を楽しみにしていた。
今は超映画批評が更新されていないので離れているが、以前『ゲットスマート』は超映画批評で高得点を付けられてたので、鑑賞してみた。

これは面白い。
内容としてはスパイもののコメディである。
主人公のスパイの男マックスウェルが、とにかくドジで馬鹿である。
そのため、敵陣に潜入したりと、緊迫感のある作戦中で、馬鹿なしでかしを連発する。
例えば、任務の関係で、上空を飛ぶ飛行機からパラシュートを装備して脱出することになる。
だが、いろいろあって、パラシュートを装備する前に落下したり。
緊張と緩和の連続が面白くて仕方ない。

また、セリフもいちいち、ユーモラスで面白い。
具体的に何を言っていたかはちょっと忘れてしまったが、ペースとしては、5分に一回はボケを入れてくれる。
ストーリー自体は特記する必要のないくらい、平凡で、シンプルな内容。
だが、いちいち、細かく笑いを入れてくれるので、退屈せず、ずっと最後まで楽しく鑑賞できる。
アメリカのコメディ映画が好きな人は間違いなくハマる。

あと、アン・ハサウェイも良かった。
アン・ハサウェイは『マイ・インターン』や『インターステラー』など、まっとうなテーマを語るドラマ映画にも多く出演している。
アン・ハサウェイ=ちゃんとした女優、といったイメージではあるが、本作ではマックスウェルの餌食となり、マックスウェルのボケによって幾度となく振り回される羽目になる可哀想な立ち位置。
だからこそ、笑える。
コメディ映画しか出ていない女優が、馬鹿に振り回されても、まあ普通だよね、ってな感じである。
真面目な映画にも出ている女優だからこそ、観ていて笑える。

本作は興行的にも成功しているので続編が作られる、って話があるみたいだが、ほぼ頓挫気味らしい。
非常に残念である。
続編が作られたら確実に鑑賞したい一本である。

スパイ・潜入捜査もののおすすめ作品はコチラ。

■TENET テネット

■エクストリーム・ジョブ

■ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦

ゲットスマートの作品情報

■監督:ピーター・シーガル
■出演者:スティーヴ・カレル
アン・ハサウェイ
ドウェイン・ジョンソン
アラン・アーキン
■Wikipedia:ゲットスマート(ネタバレあり)
■映画批評サイト「rotten tomatoes」によるスコア
TOMATOMETER(批評家):51%
AUDIENCE SCORE(観客):67%

ゲットスマートを見れる配信サイト

U-NEXT:○(見放題)
Hulu:-
Amazonプライムビデオ:○(吹替・見放題)○(字幕・見放題)
TSUTAYA TV:○(有料)
Netflix:○(見放題)
※2021年12月現在

-⑧バカの勝利

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名前:柴田
年齢:30代
小説家志望。
趣味は映画、読書、ゲーム(最近はスプラトゥーン2)、お笑い、筋トレなど。
長所は人を楽しませることに一生懸命、短所は顔が丸い。